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ご挨拶

伝えあう喜び、わかりあえる喜びを…

皆さまこんにちは!
ST(言語聴覚士)の金浜 衣妃子 (かなはま えつこ)です。

私がSTとして仕事に就きましたのは、国家資格が認められた平成11年からです。
平成5年、西野学園札幌医療科学専門学校 医療言語療法士科(現在の言語聴覚士科)に入学し、平成8年に卒業致しました。当時はこの職業の認知度が低く求人も少ない、いわゆる就職難で、看護助手(いまでいう介護助手)やデイケアのレクリエーションワーカーとして勤務していた時期があります。

しかしこの時期の経験は、その後の私が目指すST像に大きな影響を与えてくれました。
特にデイケアではコミュニケーションが不自由になりながらも既に生活されている方々に、より近く関わることができたように思います。多くのことを学ばせて頂きました。

私が目指すSTとは、「失語症と向き合う方々の、心豊かな暮らしを創造するための支援者」です。
これまで培った経験を最大限に生かし、失語症とともに生きる皆さまが、より自分らしくより素敵な充実した時間をおくるためにお役に立つことを目指して参りたいと思います。

理念と設立

基本理念

「失語症と共に生きる方々が、よりよい生活を創造するための援助」

設立の目的

 昨今のめまぐるしい医療制度改正による在院日数の制限等により、不安を抱えたまま退院を余儀なく勧めらる方が増えています。
退院後は、地域のデイサービスや訪問リハビリ等を利用することになりますが、失語症に対する専門的な支援体制は、まだまだ充実しているとは言えません。
退院にむけてスタッフからの指導や助言はありますが、あらたな生活環境や退院後の症状変化に応じるということではその内容に限界があるのではないでしょうか。

失語症のことを正しく理解し、適切なコミュニケーション環境を提供してくれる機関が少ない現状では、せっかく退院されても気軽に出かけられる場所がなかったり、ご家庭でのやりとりで「こんなはずではなかった…」と自信を失ったり、よりいっそう家庭や社会からの孤立を感じる場面が少なくありません。
これでは本当の意味で、家庭復帰或いは社会復帰を果たしたとはいえません。地域に戻るということは、ご本人はもとよりご家族にとりましても、大変嬉しいことでもあり、また勇気の要ることなのではないかと思います。

そんな皆様のお悩みやご相談に応じたい、社会参加へのお手伝いをさせていただきたいという思いから、NPO法人 失語症サロン E-time(いーたいむ)設立を決意いたしました。

⇒E-time(いーたいむ)の定款はこちらからご覧いただけます。

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