向き合う為に

家族が失語症になったら…

 あるがままを受け入れることからはじまります。「どうしてこうなったの?」「なんでこんなにわからないんだろう、」といった感情は、どうか思い切って捨ててください。今の状況を受け入れることが大切です。そしてその方の失語症の特徴を把握しましょう。決して簡単にできることではありませんが、許しあい、理解し、現実を受け入れることから時間が動き始めます。失語症は、脳の損傷部位によってその症状が複雑に出現します。従っていくつかのタイプに大きく分けられますが、重症度やその細かな症状は個人ごとに異なります。どういうことがどの位難しくなったのかをより具体的に把握、理解することが大切です。もし、わからない用語があった時は遠慮せずに専門家(ST=言語聴覚士)に聞いてください。

本人とのコミュニケーションのコツ

 無理にことばを求めたり、家族の判断のみで五十音表を用いたり、おもちゃを使ったり(幼児用のお稽古グッズ等)することはお勧め出来ません。ひとりの経験豊かな大人として接すること、そしてあくまでも自然体、必然性のなかでのやりとりを大事にしていただきたいと思います。

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